ネットゼロ検証：Magna持続可能性のマイルストーン
持続可能性は、Magnaでのすべての経営的決定に関連しています。私たちのサステナビリティへの流れには勢いがあり、サステナビリティへの旅の重要なマイルストーンを迎えているところです。温室効果ガス排出量を削減し、2050年までにネットゼロを達成するという私たちの大きな目標は、企業が最新の気候科学に沿った排出削減目標の設定を可能にする世界的な機関であるSBTi（科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ）によって検証されています。この認証は、持続可能性へのコミットメントと気候変動との闘いへの貢献において重要な認証です。
2023年には、持続可能性への目標達成に向けて全社を挙げて取り組み、大きく進歩したことは喜ばしいことです。現在、75の事業所が100％再生可能な電力を使用しており、2025年までに150の事業所がこの目標を達成する見込みです。ソーラーパネルを使用する部門の数は1年で3倍に増えました。また、省エネプロジェクトだけで、当社は約28万メガワットのエネルギーを節約し、その結果、製造事業全体で約6万2000トンのCO2e（市場ベースの排出量）を削減しました。これは27,000世帯分の所要電力に相当します。
しかし、これはほんのスタートに過ぎません。
SBTiは、Magnaのスコープ1、2、3の短期（2030年）と長期（2050年）の科学的根拠に基づく排出削減目標を検証しました。2021年の基準指標に基づき、当社は2050年までにスコープ1、2、3の排出量を90％削減することを目標としており、2030年までにスコープ1と2の排出量を約42％、スコープ3の排出量を25％削減することを短期的なコミットメントとしています。スコープ3の排出量は、採掘やサプライヤーからの輸送車両まで、当社のバリューチェーン全体で発生するものです。
ネットゼロ目標を達成するために、オペレーション、不動産、設備、エンジニアリング、研究開発など、グローバル事業のあらゆる面で取り組んでいます。私たちは、Magnaのコアバリューである 「Think Big」を大切にし、持続可能性の定義が環境問題をはるかに超えるものであることを理解しています。また、水や食料へのアクセス、教育など、私たちの生活の質に貢献するニーズも含まれます。そのため、全製造拠点では、エネルギーと持続可能性のチャンピオンが、エネルギー削減から地域社会への参加まで、あらゆる面で支援しています。
事業のあらゆる側面を包括するすべてを、エコロジカルな理解の枠組みを通して見ることも重要です。そのため私たちは、サプライチェーン全体の排出量削減を支援する協力的な取り組みとして、2023年後半に新たなサプライヤー持続可能性ラウンドテーブルを立ち上げました。Magna社内のワーキンググループも毎週会合を開き、持続可能な素材からよりスマートなプロセスまで、あらゆることについて議論しています。
新プログラムでは、Magnaの全従業員を持続可能性アンバサダーに招待しています。これまでに100人の社員が登録し、24時間365日持続可能な生活を送る方法について話し合うため、定期的に会合を開いています。環境に配慮したキッチンの設置方法から、資源を節約するための食事のコツまで、幅広く話しています。私たちは、仕事で成し遂げていることが、個人の選択について考えるためのレンズになることを発見しました。
Magnaでネットゼロの旅を続けるにあたり、私たちは事業のニーズとともに成長できる持続可能なソリューションを構築しています。何の制約もないのです。より持続可能で包括的なモビリティの未来を築くために、創造的に考える自由があります。
Magnaの持続可能性戦略の詳細については、magna.com/company/sustainabilityをご参照ください。また、 最近発行された2023年持続可能性レポート をダウンロードして頂けます。
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