マグナSybex拠点: エネルギー・スマート・イノベーション
高騰し続けるエネルギーコストや環境保全の必要性の高まりに対応するため、英国バンベリーに位置するマグナのSybex拠点では、ここ10年間で省エネプロジェクトを50プロジェクト始めました。まだ、他にもさらに意欲的なイニシアティブが計画されています。
簡単に言えば、拠点の省エネ担当者は、環境への責任は、良き企業市民としての活動ではなく、ビジネス目線からも有益と信じています。Sybex拠点で省エネを推進することで、2016年から2020年にかけて210万ドル以上のリソースとコストを節約しています。
初期のプロジェクトは、省エネのためにエアコンにタイマーを付けたり、週末や生産中止中は、設備の電源を切ったり、人の動きに反応するスマートセンサー付きで自動調整が可能なLED照明を採用するなど比較的シンプルなものが多かったです。
Sybex拠点のエネルギー改善コーディネーターであるPAUL HOWARD
省エネチームはまた、組み立て作業中の圧縮空気の漏れを排除し、電気温水器をエネルギー効率の高いガスボイラーに取り換えました。
2021年以降、当拠点は持続可能性への取り組みをさらに強化します。 塗装棟の屋根から21,000ガロンの雨水を貯水し、トイレで使用することを計画しています。これは、英国の雨が多い気候と、バレルに雨水を集め、雨水を草木の水やりに転用する英国の庭師に触発されたアイデアです。
Sybex拠点は、今まで最大の環境に優しいプロジェクトで、持続可能性を念頭に置いて設計された熱電併給（CHP）システムを設置しています。このシステムを使用すると、製造に使用された熱が回収され、エネルギーが無駄にならず、汚染が大気中に放出されません。
コージェネレーションとも呼ばれるCHPは、さまざまな燃料を使用して使用時に電気または電力を生成できる一連のテクノロジーで、通常は発電プロセスで失われる熱を回収して、必要な暖房や冷房を提供できます。
Sybex拠点のシステムは、天然ガスを燃料とする2台の1.5メガワットの発電機で構成されています。 このシステムは、必要な電力が少ないときに1つをシャットダウンできるようにするために、2つのユニットで開発されました。 さらに、電力は再生可能エネルギーとして電力会社に送り返すことができ、地域コミュニティのエネルギー要件の供給に役立ちます。 CHPシステムの設置は、2022年までに予定されています。
「CHPはゲームチェンジャーです」と、Sybex拠点のエネルギー改善コーディネーターであるPaul Howardは言います。 「さらに、製造業務でリソースとコストを節約する方法を検討することにより、持続可能性を備えた次の段階にシフトすることを検討しています。 そうすると、さらに50％の節約になる可能性があります。」
電気技師で英国のオックスフォード大学でかつて教鞭をとったことのある元講師のHowardさんは、上級管理職と各部門の従業員の14人で構成されるSybexエネルギーチームが、意識を高め、拠点の持続可能性への取り組みをリードしたことを認めています。
Howardさんのように、地球保護は、自宅から始まります。
「物を購入する時や何をするときでも、省エネにはこだわります」とHowardさんは言います。「子供もいますし、JacobとJoeyという名前の孫も二人います。いつも子供や孫の世代のことを考えています。世界に住む全員のために、地球を綺麗に保つ必要があります。マグナでは、正しい方向に進んでいます。」
We want to hear from you
Send us your questions, thoughts and inquiries or engage in the conversation on social media.
関連ストーリー
つながりを保つ
Eメールアラートを購読すると、マグナのニュースやストーリーの更新をリアルタイムで知っていただけます。