この拠点が昨年使用した6,000メガワット(時)の電力は、スペインのこの地域で利用できる植物性燃料や動物性燃料、また、太陽光発電、風力発電、バイオマス燃料から生まれた電力です。 同部門が再生可能エネルギーからの電力のみを使用するという目標を達成したのはこれで2年連続です。
再生可能エネルギーは、二酸化炭素の最大排出源である温室効果ガスの排出と化石燃料の使用を削減する上で重要な役割を果たすことができます。 ビーゴ拠点の取り組みは、マグナが2025年までにヨーロッパでカーボンニュートラル達成という目標に寄与しています。
「持続可能性は、現在の環境を認識することから始まり、その後、職場と家庭でできることに徐々に取り組んでいきます」と、ビーゴ拠点のゼネラルマネージャー兼マグナ ヨーロッパ構造製品担当オペレーションディレクターであるエルミニオ・フェルナンデスさんは言います。
持続可能性についての意識を高めるのは、拠点では毎年恒例の、環境デー(ECOの日)から始まります。 環境デー(ECOの日)には、500名の従業員が、資源保護について学び、環境に感謝をし、ペットボトルの使用などの無駄な慣行を排除することを約束します。 さらに、エネルギーチームは定期的に会合を開き、拠点のリソース使用を分析、テストし、地球保護の新しいアイディアを考え出します。
フェルナンデスさん「持続可能性とビジネスの間の適切なバランスを見つける必要があります」とし、「テクノロジーが鍵だ」としています。
広大な生産拠点は、塗装ラインで使用する天然ガス使用からのCO2排出量をさらに削減し、部品を洗浄する技術をテスト中です。 また、拠点全体の電気をLEDライトに切り替えています。 また、より低コストでのエネルギー購入を目標にする25の地元企業で成り立ったコンソーシアムであるCEAGAを共同設立し、環境保全に向けた大きな一歩を踏み出しました。
「私たちが努力を積み重ねると、良いことが起こります」とフェルナンデスさんは言います。そして、 「一丸となって、CO2排出量の削減を進めています」としています。
自然保護の考え方は、従業員の家にも及びます。 フェルナンデスさんによると、彼の家族は過去15年、リサイクルに専念しており、家庭用暖房をバイオマス燃料を使用するものに切り替えしていると言います。
「こういった努力の一つ一つは、進歩をもたらす種です」とフェルナンデスさんは言います。 「子供たちは、親のこういった努力をしっかりと見ています。将来、私たちより熱心に地球保護に取り組んでくれると信じています」としています。
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